世界で始めての自動車といわれる蒸気自動車はフランスで誕生しました。蒸気自動車の試作一号機を開発したニコラ=ジョセフ・キュニョー世界初の自動車の開発者として非常に有名で、現在もパリ工芸博物館ではニコラが開発した蒸気自動車二号機が展示されていますし、キュニョーの名を冠した効率NJキュニョー高校の自動車学科ではキュニョーの蒸気自動車の小型版を作成する授業があるそうです。

 
開発したニコラ=ジョセフ・キュニョーは、1725年のフランスにて生まれ、軍事技術者として活躍していました。蒸気自動車の開発がスタートした当時のフランスは産業革命期の真っ只中で蒸気機関を利用したシステムの開発がいたるところで行われていました。軍事面でも産業革命の影響は大きく、蒸気自動車は大砲の輸送を馬を使わず行うために開発がスタートしたといいます。その結果完成した蒸気自動車は4tの荷物を時速9kmで運びだす事が出来たといいますが、15分ごとに水の補給が必要だったりと実用に足る性能を発揮する事が出来ませんでした。

 
さらにキュニョーは世界初の交通事故を起こしたことでも有名で、試作機の運転を行った際方向転換をミスして近くの住居を破壊してしまい投獄されてしまったというエピソードが残っています。