蒸気自動車は内燃機関を利用した現在の自動車が生まれるずっと前に開発された自動車で、20世紀初頭までは自動車といえば蒸気自動車のことを意味していました。20世紀初頭までは内燃機関式の自動車とも張り合う事が出来る程の性能を持っていたのですが、内燃機関の性能が向上したことから徐々にその勢いは失われていき、第二次大戦が始まるころには表舞台から姿を消すことになってしまいました。しかしそんな蒸気自動車が一時期注目を集めていた事があるのだそうです。

 

蒸気自動車が注目されるきっかけとなったのが1970年代に起こったオイルショックでした。石油価格が大きく高騰することによってガソリンを用意する事が出来なくなってしまった時の事を想定して再び蒸気自動車の開発を行う計画が立ち上がったのだそうです。蒸気自動車は火を起こす事が出来れば燃料にこだわる必要が無いことから石油が手に入らなくなっても他の燃料を用意する事が出来ると大きな注目が集まったのですが、オイルショックが収束したら計画も収束してしまったそうです。現在では電気自動車などより環境にやさしい自動車の開発が進められていますが、より環境に優しい形で蒸気を生み出す事が出来るシステムが生まれたら蒸気自動車が再び脚光を浴びるかもしれません。