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今から3世紀ほど前に自動車が誕生していたというのは皆さんご存知でしょうか。世界で始めての自動車といわれている蒸気自動車は1769年にフランスで発明され、5トンの積荷を載せた状態で時速9kmで走行する事が出来たそうです。現在の自動車の性能から見れば非常に低い性能ではありますが、こうした蒸気自動車の歴史の積み重ねが無ければ現在の自動車は生まれてこなかったでしょうし生まれたとしてもその発展は今よりもずっと遅れていたことでしょう。

 
蒸気自動車は第一号機が誕生してから少しずつ発展を続けてきました。性能の向上に伴い1801年には乗合馬車に変わる新しい交通機関として利用しようとしましたが当時の乗合馬車組合からの反発によって蒸気自動車に不利な法律が制定されてフランスでの発展は大きく遅れてしまいました。その代わり農地用トラクターとしての活躍の場が残されていたため蒸気自動車はなくなることはありませんでしたが、その後の発展はアメリカの会社が担っていったといいます。アメリカで作られた蒸気自動車は非常に高性能で当時のガソリンエンジン車とも遜色ない性能を持っていたのですが、その後はガソリンエンジンの高性能化やT型フォードといった大衆用自動車の発展によって蒸気自動車は表舞台から退くことになったそうです。