皆さんは世界初の自動車が何かご存知でしょうか。世界初の自動車が誕生したのは1769年のフランスで、軍事技術者の「ニコラ=ジョセフ・キュニョー」が開発した蒸気自動車が世界初の自動車なのだそうです。蒸気自動車とはその名の通り蒸気を利用して車輪を動かす自動車で、当時は馬を使わずに車両を動かす事が出来ると大変評判になりましたが、残念ながらその性能は実用に耐えるものではありませんでした。

 

ニコラが開発した蒸気自動車のスペックは現在の自動車とは比べ物にならないほど低く、最高時速は人より遅い時速3キロ、蒸気が尽きるまでの時間は15分ほどで蒸気が尽きるたびに水を補給しなければなりませんでした。その上方向転換するのが非常に難しく、初めて運転した際も近くにあった住居に思い切り自動車をぶつけ世界初の自動車事故を起こしたというエピソードは非常に有名です。

 

そんな散々なデビューを果たした世界初の自動車ですが、歴史に与えた影響は計り知れず、そこから自動車の研究が本格的にスタートしました。その結果がどうなったかは現在の自動車の普及を見ればお分かりいただけるかと思いますが、あの時の発明が無ければ現在の自動車は存在しなかったかも知れません。