蒸気自動車は世界で一番最初に生まれた自動車として知られており、フランスやアメリカで研究が盛んに行われていましたが、実は日本でも蒸気自動車が作られていたという記録があります。岡山在住の実業化森房造が海外製の蒸気自動車を目の当たりにして日本国内で蒸気自動車を利用した事業を興そうと同じく岡山県在住の山羽虎夫という技術者に開発を依頼したことで日本発の自動車の開発がスタートしたといわれています。

 
山羽式蒸気バスと名付けられた日本初の蒸気自動車は輸入した蒸気自動車やガソリン自動車の図面を参考にして日本で揃える事が出来るような材料に変更したりして完成にこぎつける事が出来ました。完成した試作機は走行試験の際順調に走行する事が出来たそうですが、タイヤに使用していたゴムが完全な手作りだったこともあってか未舗装の道路を走ることによる衝撃で傷つくとともに蒸気エンジンの重量に耐え切る事が出来なくなったことで走行途中でタイヤが破損してしまいました。そのおかげで日本発の蒸気自動車は日の目を見ないまま開発が頓挫してしまったそうです。現在山羽式蒸気自動車の現物は残っていないそうですが、復元モデルがトヨタ博物館に展示されているそうなので興味がある方はぜひ一度ご覧ください。

 

 

 

 

 

世界で始めての自動車といわれる蒸気自動車はフランスで誕生しました。蒸気自動車の試作一号機を開発したニコラ=ジョセフ・キュニョー世界初の自動車の開発者として非常に有名で、現在もパリ工芸博物館ではニコラが開発した蒸気自動車二号機が展示されていますし、キュニョーの名を冠した効率NJキュニョー高校の自動車学科ではキュニョーの蒸気自動車の小型版を作成する授業があるそうです。

 
開発したニコラ=ジョセフ・キュニョーは、1725年のフランスにて生まれ、軍事技術者として活躍していました。蒸気自動車の開発がスタートした当時のフランスは産業革命期の真っ只中で蒸気機関を利用したシステムの開発がいたるところで行われていました。軍事面でも産業革命の影響は大きく、蒸気自動車は大砲の輸送を馬を使わず行うために開発がスタートしたといいます。その結果完成した蒸気自動車は4tの荷物を時速9kmで運びだす事が出来たといいますが、15分ごとに水の補給が必要だったりと実用に足る性能を発揮する事が出来ませんでした。

 
さらにキュニョーは世界初の交通事故を起こしたことでも有名で、試作機の運転を行った際方向転換をミスして近くの住居を破壊してしまい投獄されてしまったというエピソードが残っています。

 

 

 

 

 

蒸気自動車は内燃機関を利用した現在の自動車が生まれるずっと前に開発された自動車で、20世紀初頭までは自動車といえば蒸気自動車のことを意味していました。20世紀初頭までは内燃機関式の自動車とも張り合う事が出来る程の性能を持っていたのですが、内燃機関の性能が向上したことから徐々にその勢いは失われていき、第二次大戦が始まるころには表舞台から姿を消すことになってしまいました。しかしそんな蒸気自動車が一時期注目を集めていた事があるのだそうです。

 

蒸気自動車が注目されるきっかけとなったのが1970年代に起こったオイルショックでした。石油価格が大きく高騰することによってガソリンを用意する事が出来なくなってしまった時の事を想定して再び蒸気自動車の開発を行う計画が立ち上がったのだそうです。蒸気自動車は火を起こす事が出来れば燃料にこだわる必要が無いことから石油が手に入らなくなっても他の燃料を用意する事が出来ると大きな注目が集まったのですが、オイルショックが収束したら計画も収束してしまったそうです。現在では電気自動車などより環境にやさしい自動車の開発が進められていますが、より環境に優しい形で蒸気を生み出す事が出来るシステムが生まれたら蒸気自動車が再び脚光を浴びるかもしれません。

 

 

 

 

 

世界で始めて発明された自動車は現在のガソリンエンジンを使用した自動車ではなく、蒸気機関を利用した蒸気自動車でした。しかし現在の自動車事情を見ても分かるように蒸気自動車は移動手段などには使われることはなく、表舞台からは完全に姿を消してしまったといっても過言ではありません。しかし現在でも蒸気自動車のファンは多く、今でも蒸気自動車の姿を見る事が出来るそうです。

 
実際に動いている蒸気自動車を見るには模型を作ってみるのが一番手軽です。蒸気自動車の模型は非常に人気が高く、実際の蒸気自動車に使われたものと同じような仕組みのエンジンを搭載しているので完成した模型のエンジンに火を入れることによって本物のように走らせる事が可能です。本格的なつくりのため値段は少々高めですがその人気の高さのおかげで多くのモデルが発売されています。

 
さらには最新技術を用いて蒸気自動車を開発するプロジェクトも発足しています。ザ・ブリティッシュスチームカーチャレンジでは最高時速320kmを出す事が出来る世界最速の蒸気自動車の開発を目標としており、2009年には1906年に打ち立てられた最高時速204kmを超える最高時速225kmを達成したとして大きな話題となりました。

 

 

 

 

 

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今から3世紀ほど前に自動車が誕生していたというのは皆さんご存知でしょうか。世界で始めての自動車といわれている蒸気自動車は1769年にフランスで発明され、5トンの積荷を載せた状態で時速9kmで走行する事が出来たそうです。現在の自動車の性能から見れば非常に低い性能ではありますが、こうした蒸気自動車の歴史の積み重ねが無ければ現在の自動車は生まれてこなかったでしょうし生まれたとしてもその発展は今よりもずっと遅れていたことでしょう。

 
蒸気自動車は第一号機が誕生してから少しずつ発展を続けてきました。性能の向上に伴い1801年には乗合馬車に変わる新しい交通機関として利用しようとしましたが当時の乗合馬車組合からの反発によって蒸気自動車に不利な法律が制定されてフランスでの発展は大きく遅れてしまいました。その代わり農地用トラクターとしての活躍の場が残されていたため蒸気自動車はなくなることはありませんでしたが、その後の発展はアメリカの会社が担っていったといいます。アメリカで作られた蒸気自動車は非常に高性能で当時のガソリンエンジン車とも遜色ない性能を持っていたのですが、その後はガソリンエンジンの高性能化やT型フォードといった大衆用自動車の発展によって蒸気自動車は表舞台から退くことになったそうです。

 

 

 

 

 

蒸気自動車はガソリンエンジンを使用した現在の自動車が生まれるずっと前に作られた自動車で、ガソリン車が一般普及するまでの間研究が続けられていました。今では公道を走る姿を見ることはなくなりましたが、現在でも蒸気自動車のファンは多く、実際に動かす事が出来る蒸気自動車の模型も数多く販売されています。中には実際に乗せて走らせる事が出来る模型を制作している人もおり、世界中で蒸気自動車は愛されているようです。

 
最近では蒸気自動車の模型もインターネットを利用して手軽に購入する事が出来るようになりました。実際に火を入れると動かす事が出来るエンジンを搭載しているので組み上げた模型を走らせることも可能です。模型といってもシステムは本物とそう変わりないので値段は安いものでも5万円以上、高いものだと10万円以上するという話なので中々手が出せないという方も多いかと思いますが実際に動かしてみると中々感慨深いものがあります。

 
模型というと子どもの趣味と考える方も多いですが、実際に作ってみると中々奥が深く、大人のファンが多いというのも頷けます。少し興味が出てきたという方はぜひこの機会に蒸気自動車の模型作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

蒸気自動車といえば世界で最初に作られた自動車として有名ですが、その速度は決して速いものではありませんでした。ところがこの蒸気自動車には意外なほどファンが多く、現在に至るまで特殊な蒸気自動車の研究開発を行うプロジェクトが存在します。そのプロジェクトによって開発されているのが世界でもっとも早い蒸気自動車で、当時作られた記録を破り、新たな記録を打ち立てるために様々な研究が現在も続いています。

 
当時の蒸気自動車の最高時速の記録は1906年にアメリカのスタンレー自動車会社が打ち立てた時速203キロだったのですが、その記録を更新するために立ち上がったプロジェクトがザ・ブリティッシュ・スチームカー・チャレンジで、最新技術を駆使した蒸気自動車でその記録を破り、最終目標は時速320キロを目指すという途方も無いプロジェクトでした。しかし様々な苦労を乗り越えて開発に成功したレコードブレーカーの「インスピレーション」は、2009年に時速225キロを達成し、実に103年ぶりに蒸気自動車の最高時速の更新に成功しました。現在はさらに記録を更新するために更なる研究が行われており、目標の時速320キロを目指しているのだそうです。

皆さんは世界初の自動車が何かご存知でしょうか。世界初の自動車が誕生したのは1769年のフランスで、軍事技術者の「ニコラ=ジョセフ・キュニョー」が開発した蒸気自動車が世界初の自動車なのだそうです。蒸気自動車とはその名の通り蒸気を利用して車輪を動かす自動車で、当時は馬を使わずに車両を動かす事が出来ると大変評判になりましたが、残念ながらその性能は実用に耐えるものではありませんでした。

 

ニコラが開発した蒸気自動車のスペックは現在の自動車とは比べ物にならないほど低く、最高時速は人より遅い時速3キロ、蒸気が尽きるまでの時間は15分ほどで蒸気が尽きるたびに水を補給しなければなりませんでした。その上方向転換するのが非常に難しく、初めて運転した際も近くにあった住居に思い切り自動車をぶつけ世界初の自動車事故を起こしたというエピソードは非常に有名です。

 

そんな散々なデビューを果たした世界初の自動車ですが、歴史に与えた影響は計り知れず、そこから自動車の研究が本格的にスタートしました。その結果がどうなったかは現在の自動車の普及を見ればお分かりいただけるかと思いますが、あの時の発明が無ければ現在の自動車は存在しなかったかも知れません。

 

 

 

 

 

皆さんは蒸気自動車という車をご存知でしょうか。ガソリン車が本格的に普及するよりもずっと前に発明された自動車で、蒸気機関車のように蒸気を使って動かす事が出来ます。意外にも蒸気自動車は蒸気機関車よりも早く作られたのですが、蒸気機関車のほうがより多くの荷物を運び、より早く動かす事が出来た上、当時一般的に利用されていた馬車の仕事を取るとして圧力を受けたり事故を引き起こしたことから蒸気自動車の普及を妨げるような法律が施行され、中々一般には普及しなかったそうです。

 
蒸気自動車の研究はそれからも続けられてきたのですが、その間にガソリンエンジンの研究も進められ、ついには蒸気機関とは比べ物にならないくらいの性能を持つガソリンエンジンが作られるようになりました。さらにそこから一般家庭向けのガソリンエンジン搭載型の自動車の大量生産が始まり、とうとう蒸気自動車が広く普及させるチャンスを完全に奪ってしまい、それからは蒸気自動車の研究もめっきり行われなくなってしまいました。現在蒸気自動車が公道で走る姿は見ることは出来ませんが、現在では模型などで蒸気自動車の姿を見る事が出来るので興味がある方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか。