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今でこそ自動車といえばガソリン駆動のものが当たり前ですが、現在のような形の自動車の形が生まれる前にも自動車は存在していました。それが蒸気自動車と呼ばれる自動車で、ガソリンではなく蒸気を利用してピストンを動かし車輪を動かす事が出来ました。蒸気機関車が誕生したのは1769年のフランスで、意外にも蒸気自動車は蒸気機関車よりも早く誕生したのだそうです。

フランスで生まれた蒸気自動車は現在の自動車と比べて圧倒的に操作が難しかった上速度も遅く、公道で使用する事が出来なかったといいます。そのため農地用のトラクターとして利用される事が多かったそうで、ガソリン駆動の自動車が本格的に普及するまでの間はトラクターといえばもっぱら蒸気自動車のトラクターだったそうです。フランス製の蒸気機関車の存在が広まってからはアメリカでも蒸気自動車の研究が続けられており、フランスのものよりもより高性能なものも作られていたようですが、それでも一般普及には程遠いものだったといいます。

それから蒸気自動車の研究は続けられてきましたが、20世紀初頭にガソリン駆動の自動車が本格的に普及したことから蒸気自動車は徐々に廃れていき現在ではほとんど目にする事がなくなってしまったそうです。